気付いたら、好き。
会社近くのスターバックスコーヒーでラテを飲んでいる最中にふと考えた。
何を?それは今まさに口にしている、スターバックスコーヒーのことだ。
スタバと言えば、自分たちの年代で一番記憶に残っている登場シーンは、
間違いなく、木村拓哉が出演したドラマだと思う。
表参道の大通りの歩道橋の上で、当時はまだ珍しかったテイクアウト用の紙のカップを片手に一息つく木村拓哉。。。
というシーンがあったような、なかったような。
スタバを認知したのは、おそらくこういうタイミングだったと思う。
でも、当時の僕はそれがどこで売られていて、どのように買うのか、まったくわからなかった。
この記事を書こうと思い立って、記憶の中からありとあらゆる過去をたどってみたのだけど
スタバにはじめて訪れた記憶がどうしても出てこない。
予備校時代は近くにスタバなんてなくて松屋とドトールとプロントくらいしかなかったし、
だから、たぶん大学に入ってからだと思う。
でも、大学近くの通りのスタバも割と新しめにできた気がして、
そうなると、やっぱり初めての出会いがどこなのかわからない。
でも、一番可能性のありそうな所は、おそらく新宿サザンテラス店だと思う。
もしくは渋谷のQFRONT。
よく行くようになったのは、やっぱり今も昔も新宿近辺のお店が多い。
高田馬場にもできて、
新宿にもルミネの店舗ができて
阿佐ヶ谷にもできて
吉祥寺にも新生銀行の脇にあって
下北沢はスタンド型と店舗型があって
やがては明大前にもできて
住むところの周囲、ありとあらゆるところにスタバができて
コーヒーを飲むのが好きな自分は、足繁くいろいろな場所の店舗に通った。
地方に出掛けた時もわざわざスタバに足を運んで
普遍的な存在であることを確認したりもした。
生きていると、思い出に残るものや人と並んで
思い出のお店が増えてくる。
僕にとっては、成長と共にお店が増えていって
いつでも居心地の良い場所を提供してくれるスターバックスが
そのきっかけにあたるのだと思う。