たよること。
あるときのあることをきっかけに、だれかに依存することはやめようと決めた。
それは恋愛でも、友情でも、家族のなかでも。
それを誰かは「さびしい」と言うかもしれない。
けれども、ずっとずっとそうしてきてる。
最初は、頼ったり、よりかかることの悪い面がよく見えなかった。
支えてもらえることの気楽さ、ゆるさに甘えてばかりだったから。
支えてくれている人の気持ちを考えたことがなかった。
いや、支えあっていると思ってたのかもしれない。
でも、やっぱり力のあるほうに負担は増えてしまい破綻した。
あと、「その人がいないとわたしは死んでしまう」みたいなのが
辛いのがわかったから。
「その人がいてもいなくても、わたしはわたしの足できちんと立てる!」
そういう人になりたくなった。
誰かをささえたり、幸せにしたいと心から願うのならば
まずは自分自身をしっかり立たせてあげることが必要だから。
そういう人がふたり集まって、
恋愛とか、
結婚とか、
家庭とかを
築いていけるものだと思う。
...rely onはよくても、dependやaddictはあんまりいいものではないよ。
よりかかる、という曖昧な日本語を英語にきりかえることで
ことばのもつ、その状況に合った意味がうかびあがってくることがある。