嗚呼

7月が終わってしまった。
コレを書いているのは日付どおり、8月1日の深夜です。
外はひんやりと涼しくて、今年の夏は冷夏なのでは?と感じさせるほどやさしい気温。お年寄りの方々が熱中症にならなくて何よりだと思う。

この頃ちょっとずつ、自分のなかでとあることのわだかまりがぽとり、ぽとりと抜け落ちていって、先週、自転車で通勤しだしたあたりから完全に落ちきった。すでにツイッターや日記は見ないようにしていたし、自転車に乗って前に向けて駆けだしていくとか、そういうのがメンタルバランスを整えてくれたんだと思う。

あとは、この時期読み出した「ハチミツとクローバー」。
おそらく多くの人が感情移入するのであろう、山田と真山と野宮の恋。
読んでいて共感したのは、真山かなぁ、やっぱり。努力で自分を作りあげている人に、自分はめっぽう弱い。

真山は、本当はとっても良い環境にいるはずなのに、どこかでそれを否定していて、それはストイックとは無縁の、好きな人を支えられない、あるいは好きな人の過去を変えられないという嘆きからくる孤独感のためだと感じられた。

個人的には、僕は好きになるとその人の過去もいとおしくなるから聞きたくなって仕方がない。その人の構成要素だもの、ちゃんと知って、そっかとそっけなく返事をしながら、ほんとは内側で全部ぜんぶ愛してあげたい。

8月は野外フェス。
9月は海。
たのしいことが待っている。